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包茎手術の方法

ひと口に「包茎手術」と言っても、その方法はさまざまです。
余分な包皮を切除してしまうものもあれば、包皮は切らずに糸や接着剤で剥けた状態に固定するものもあります。
また、メリット・デメリットも方法によってそれぞれ違います。自分にはどの方法がもっとも適しているか、事前にじっくり調べてみましょう。

 

環状切開

包茎手術の中でもっともポピュラーな方法

環状切開は、包茎手術の中でもっとも一般的な方法といえます。
ペニスをできるだけ伸ばし、余分な包皮を環状(輪切り)に切除し、縫合するという工程で、病院の泌尿器科でも多く行われています。

ペニスの包皮小帯(いわゆる”裏スジ”)は、性感を得るのに欠かせない部位ですが、かつては環状切開で余分な包皮を切除する際、裏スジも一緒に切断してしまい、感度が著低下するケースも多々見られました。
しかし、現在は裏スジの部分は残しておくのが一般的となっています。

メリット

環状切開のメリットは、単純な手術であるために失敗の危険性が少なく、手術時間も20~30分程度で終わるということです。
また、上記のように裏スジを切断しないので、性的感度の低下も避けられます。
縫合には自然と体内に吸収される「吸収糸」を使用するので、抜糸の必要もありません。また、切除する包皮の長さは、勃起時のペニスの全長を基準にして決めるため、術後に包皮が突っ張るような違和感が生じにくいといわれています。

デメリット

環状切開は失敗する危険性が低い反面、手術の痕が比較的目立ちやすいといったデメリットもあります。
また、亀頭付近のピンクに近い色の皮膚と、根元付近の黒ずんだ皮膚を縫い合わせることになるので、「ツートンカラー現象」という色の違いが生じてしまいます。これは時間が経つにつれて目立たなくなりますが、見栄えのことを考えると、環状切開は避けた方がいい場合もあります。手術の前に、きちんと医師に相談しましょう。


 

背面切開

亀頭が露出しやすい状態に広げて縫合

背面切開は、亀頭と包皮が癒着している場合はそれを引き離した後に、包皮の開口部分から縦に切開して、亀頭が露出しやすい状態に広げた上で縫合する方法です。
重度の仮性包茎やカントン包茎、真性包茎の治療に広く用いられています。

背面切開による包茎手術は、所要時間が15分程度と短いのが特徴です。
また、全身麻酔をかけた状態で行われるため、手術中に痛みや違和感が生じることもありません。
「包皮を切除しない」という点から、子供の包茎手術に多く用いられています。

メリット

背面切開のメリットは、まず手術時間が短いことが挙げられます。
加えて、包皮を切除せず、切開する範囲も小さいため、身体への負担が少ないといえます。実際に傷の治りが早く、後遺症のリスクも低いようです。

デメリット

背面切開は基本的に後遺症のリスクは低いですが、稀に大きく腫れ上がってしまうケースがあります。また、余分な包皮を切除するわけではないので、余った包皮部分がたるんで見栄えが悪くなってしまうこともあるようです。

さらに亀頭と包皮が癒着していた場合、傷跡が治ると同時に再び癒着を起こし、手術の効果がなくなってしまう可能性も考えられます。
傷跡も比較的目立ちやすいため、背面切開の包茎手術を検討する際は、きちんと医師に相談するようにしましょう。


 

亀頭直下埋没法

亀頭のすぐ下で縫合する手術

亀頭直下埋没法とは、勃起時のペニスの全長に合わせて余分な包皮を切除し、亀頭の「カリ」の部分で縫合する方法です。
縫い目が目立ちにくいのが最大の特長で、包茎手術を行っている美容クリニックや形成外科などで多く取り入れられています。

ペニスの包皮小帯(いわゆる”裏スジ”)は、性感を得るのに欠かせない部位ですが、亀頭直下埋没法の場合、基本的に裏スジは切除しないので、術後に感度が下がる心配はありません。
ただし、医療機関や担当医師によっては、例外的に切除するケースもあるため、手術前にきちんと確認しておくことが大切です。

メリット

亀頭直下埋没法のメリットは、縫合する部位が亀頭の下なので、傷跡が目立ちにくいことです。
また、勃起時のペニスの全長に合わせて包皮を切除するので、術後に包皮が突っ張るような違和感が生じにくいことが挙げられます。

デメリット

亀頭直下埋没法には、医師の繊細な技術が必要不可欠となります。
包皮の切開や縫合が適切に行われないと、包皮が元に戻ったり、亀頭が包皮に締め付けられて充血するなどのトラブルが生じる可能性があります。
また、入浴は10日ほど、激しい運動は1週間ほどできないなど、術後の制約が多いのも事実。
亀頭直下埋没法による包茎手術を検討する際は、そういったデメリットも考慮するようにしましょう。


 

ナチュラルピーリング法

包皮を糸で固定して剥けた状態にする手術

ナチュラルピーリング法とは、包皮を剥いて亀頭を露出した状態にした後、包皮を数カ所縫合して固定する方法です。
縫合には、美容整形手術で一重まぶたを二重まぶたにする時などに使われる医療用の糸が使用され、これは体内に残留しても問題ないため、抜糸の必要はありません。

ナチュラルピーリング法の大きな特長は、包皮を切除しないこと。包皮を剥けた状態にして糸で固定する方法なので、仮性包茎にしか適していないといえます。
真性包茎やカントン包茎の場合は、他の手術を検討するようにしましょう。

メリット

ナチュラルピーリング法は、包皮を切除しないので術後の痛みがなく、さらに傷跡が残るリスクもありません。
包皮を糸で固定しているだけなので、何かトラブルが発生したり、仕上がりが気に入らなかった場合は、元に戻すことができます。

デメリット

ナチュラルピーリング法は、あくまでも”癖を付ける”方法なので、癖がうまく付かず元の状態に戻ってしまう例もあります。
これは余分な包皮が長い人に起こる可能性が高く、仮性包茎であっても、余分な包皮が長い重度の仮性包茎の場合は、このようなリスクも頭に入れておいた方がいいでしょう。

また、包皮の出口が狭い場合は手術ができないなど、仮性包茎の中でも適応条件が設けられており、受けられる人が限られる方法といえます。


 

複合曲線作図法

仕上がりを考慮して作図した上で手術

複合曲線作図法とは、包皮を切除するラインが亀頭のカリの部分で隠れるように、さらに性感を得るのに欠かせない包皮小帯(裏スジ)を残すように計算して作図した上で、余分な包皮の切除を行う方法です。

余分な包皮がどの程度あるかは人によって異なります。複合曲線作図法では、一人ひとりの包皮の余り具合に合わせ、切除するラインを亀頭から約3〜5mmの箇所に設定します。こうすることで切除するラインが亀頭のカリの部分によって隠れるようになり、手術したことがわからない自然な仕上がりになります。
ただし、手術時間は約1時間程度を要し、他の方法と比較して長めです。

メリット

包皮の皮膚構造は、内側と外側で異なります。
内側は手のひらの皮膚構造に近く、血管や神経が集中しているため出血や痛みが生じやすい反面、傷跡は残りにくくなっています。
一方、外側の皮膚構造は手の甲と似ていて、出血や痛みは生じにくい反面、傷跡が残りやすくなっています。

複合曲線作図法では、この皮膚構造の違いを計算した上で、使用する切開道具を包皮の内側と外側で使い分け、包皮の血管を1本ずつ確認しながら切除する部分を選ぶので、出血量を少なく抑えられます。
また、縫合に使用する針も、美容形成用の細いものを採用しているため、縫合の跡も残りにくいのが特長です。

デメリット

上記のようなメリットが得られる分、手術時間は約1時間と長めにかかってしまいます。


 

根元部固定法

包皮を剥けた状態にして接着剤で固定する手術

根元部固定法は、包皮を剥いて亀頭を露出した状態にした後、包皮を接着剤で固定する方法です。
糸で固定するナチュラルピーリング法と同様に、余分な包皮を切除しないことが最大の特長です。接着剤には医療専用のものが使われるため、基本的には皮膚に影響はありません。

また、この根元部固定法も”癖を付ける”方法なので、適しているのは仮性包茎のみとなります。真性包茎やカントン包茎の場合は、他の手術を検討するようにしましょう。

メリット

「包皮を固定する」という点においてはナチュラルピーリング法と同じですが、縫合の必要がないため、ナチュラルピーリング法よりも身体への負担は少ないといえます。
余分な包皮を切除しないので傷跡が残る心配もなく、感度が下がることもありません。

また、手術後の回復が早く、短期間で今まで通りの生活が出来るようになることも、根元部固定法のメリットといえます。

デメリット

根元部固定法で使用される接着剤は、基本的に皮膚への影響はないとされていますが、ごく稀にかぶれたり、赤くなってしまう人がいるのも事実です。

また、手術から半年間ほど経過すると、接着剤の力が低下し、固定されていた包皮が剥がれてしまうケースもあるようです。
その場合、元の包茎の状態に戻ってしまうので、再度手術を受ける必要があります。

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